信楽焼 & 桑茶
セド・コーポレーションは様々な滋賀県の名産品を輸出しています。
ご存知のように、滋賀県は琵琶湖の恩恵を受け、豊かな土地、清らかで豊富な水、独特の粘土が得られ、それを活かした伝統的な産業が生まれてきました。
弊社は長年建設機械の輸出に取り組んできましたが、その活動の中で日本の名産品を海外に紹介できないかどうかを模索してきました。
その中で地元の協会及びメーカーのご協力を得て、滋賀県の信楽焼及び桑茶の輸出を行っています。
2019年にはシンガポールの展示会"Food Japan"に出展し、現地のブローカー、商社、一般参加者から高評価を受けました。
海外向けにご検討中の方、国内向けにご検討の方に限らず、個人の方もご興味ございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
主な取扱商品
永源寺マルベリー 桑茶
滋賀県の東近江市の豊かな大地で有機栽培され、手摘みで収穫の上に丁寧に加工された桑茶です。
桑は非常に古くから中国では漢方の原料として用いられており、日本においても中国から古くにもたらされて以来用いられ、例えば12世紀鎌倉時代の臨済宗の開祖である栄西が桑茶について書物に記しているようです。
このように桑茶が健康にいいというのは知られていましたが、近年の医学による研究によって、その成分である1-デオキシノジリマイシン(DNJ)が血糖値の上昇を阻害することが動物実験レベルでわかってきました。また、桑茶にはカルシウム、亜鉛、鉄分が豊富であり、日々の活力アップと健康増進が大いに期待できます。
永源寺マルベリー1-デオキシノジリマイシンがより多く含まれる桑の種をを選別・生産しています。
Shigaraki Blue Ware by Yasuhiko Sugimoto
陶芸家・ろくろ師である杉本泰彦氏の群青色の食器類は非常に高い評価を受けており、京都の料亭などで使用されています。
信楽焼は古琵琶湖層の粘土層の特色を生かした素朴で暖かな情感と赤みがかった緋色が特徴ですが、杉本氏は独自の釉薬の研究と試行錯誤により、群青色というべき深みのかかった青色を生み出しました。
この奥深い群青色が、もともとの信楽焼の持つ温かい質感と合わさり、普段使いでこそその本領を発揮し、日々の生活を豊かにしてくれるでしょう。
シンガポールの展示会においても"SHIGARAKI BLUE"として人々の目を惹いていました。
幸運を呼ぶ 「信楽焼のタヌキ」
皆さんご存知の信楽焼のシンボルがタヌキです。
もともと明治天皇が信楽を行幸された折、地元の歓迎の意を表そうと、タヌキの置物を街道に並べてお出迎えし、明治天皇がいたく感動されたというのが始まります。
現在では大小さまざまなサイズ、ポーズ、カラーのタヌキの置物があります。
中国や東南アジアではタヌキは幸運を呼ぶ生き物とされており、縁起物としてお買い求めいただいています。
生活を豊かにする信楽焼の日用品
信楽焼と言えば本来日常で用いる食器類などが有名ですが、ここ最近は若い陶芸家を中心に工夫が凝らされ、より様々な分野でその陶芸技術を活かした製品を発表しています。
釉薬・焼き方・焼き〆や粉引など、それぞれの陶芸家が研究と工夫を凝らして展開しており、またそれらも温かみのある信楽焼がベースであることから、日々の日常に安らぎのあるアクセントを彩ってくれています。
また、陶器ではその製作過程から、大型の製品は作りにくいものですが、信楽焼にはタヌキで培った技術があり、それらを活かして大型の生活用品にもチャレンジしています。
- 陶芸家の芸術的感性を生かした新しい花器
- 徳利、湯飲み、お皿、水差しといった伝統的な食器類をモダンで洗練されたスタイルで
- 信楽焼での特徴である温かみのある風合いを活かして西洋食器
- 大型のために陶器では難しいバスタブや洗面台のような生活用品
- 温かみのある信楽焼のランプシェード
信楽焼の現代的な取り組みがよくわかる下記のギャラリーをご覧ください。